アルバイトの過剰需要
以前は、アルバイトといえば学生といったイメージが強く、学業期間が終われば正社員になるケースが多かったといえます。
しかし、長引く不況による就職氷河期の到来や、若年退職者の増加、待遇の格下げにより、学業期間が終わったのにも関わらずアルバイトをする人が出現するようになり、これがフリーターと呼ばれる人たちです。
雇用側は給料以外の諸手当・経費がかからないアルバイト労働者を使う事を学んだあげく、アルバイトに依存する形のビジネスモデルを作りあげるに至りました。
世のアルバイト需要が多いのはこういった理由もあるわけです。
フリーターとは
フリーターとは、15歳〜概ね34歳までの若年者の中で、アルバイトやパートタイマーなどの就業形態で働き、生計を立てている者のことです。
正式には「フリーランス・アルバイター」と称しますが、一般的な俗称は「フリーター」です。(この他にも「フリー・アルバイター」と言う呼称もあります)。
ただ、最近では中高年齢層が増えるなどして高齢化しており、年齢での区分が形骸化しています。